こんにちは。FAST-UP編集部です。
教育に関わる仕事をしたいと考えたとき、多くの人がまず思い浮かべるのは学校の教員と塾講師だと思います。最近はそこに、教育ベンチャーという選択肢も加わりました。
この記事では、この3つを「どれが良いか」ではなく、「子どもや学ぶ人とどう関わる仕事なのか」という違いから整理します。私たち自身が教育ベンチャーなので、その立場から見えていることも正直に書きます。
1. 教育に関わる仕事を選ぶ前に考えたいこと
教育の仕事には「忙しい」「大変」というイメージがつきまといます。実際、学校でも塾でも、授業以外の仕事は少なくありません。一方で、人が何かをできるようになっていく瞬間に立ち会えるのは、この仕事ならではの手応えです。
どの働き方を選ぶにしても、最初に考えておきたいのは次の2つです。
- 誰と、どのくらいの期間関わりたいか:一人ひとりと長く関わりたいのか、特定の目標に向けて短期間に深く関わりたいのか
- 何を大切にしたいか:学ぶ内容そのものなのか、学ぶ人の育ちなのか、学びの仕組みをつくることなのか
この2つによって、向いている場所は変わります。
2. 教員と塾講師の違い
教員と塾講師は、どちらも「教える」仕事ですが、担う役割が違います。
教員
- 教員免許状が必要です。公立学校で働く場合は、自治体の採用選考を受けます
- 学習指導要領に沿って、教科の学習だけでなく、学校生活や行事、進路など、子どもの育ち全体に関わります
- 同じ子どもたちと、年単位で長く関わります
- 地域や家庭と一緒に、子どもが過ごす場そのものをつくっていく仕事です
塾講師
- 資格は必須ではなく、大学生から社会人まで幅広い人が働いています
- 受験や定期テストなど、学ぶ人が決めた目標に向けて伴走することが中心です
- 塾ごとに指導の方針ややり方が大きく違います
- 関わる期間は、目標までの数か月〜数年であることが多いです
学校は、子どもが社会の中で育っていく土台です。塾は、その上で本人が「これに挑戦したい」と決めたことを支える場所です。どちらかが上ということはなく、役割が違います。
3. もう一つの選択肢、教育ベンチャー
教育ベンチャーとは
教育ベンチャーは、教育の分野で新しいサービスや仕組みをつくっている、比較的若い会社のことです。塾のように直接教える事業もあれば、学習アプリやオンラインの学習環境など、教え方や学ぶ環境そのものをつくる事業もあります。
教育ベンチャーで働く面白さ
仕組みを自分たちでつくれる
会社が若い分、決まったやり方がまだ少なく、「本当にこれでいいのか」を現場で問い直しながら、サービスの形を変えていけます。
学ぶ人の近くで、事業全体に関われる
直接学ぶ人と関わる仕事と、サービスを届ける仕事(マーケティングや採用など)の距離が近く、自分の担当の外にも意見を出しやすい環境です。
知っておきたい大変さ
- 仕組みが整っていない部分が多く、自分たちで考えて決めることが求められます
- 事業の方向が変わることもあり、変化を面白がれないとしんどく感じるかもしれません
- 会社によって考え方がまったく違うので、何を大切にしている会社なのかを確かめることが大切です
4. Nogifaが大切にしていること
Nogifaは、大学受験の塾「FAST-UP」を運営している教育ベンチャーです。
私たちは、合格そのものを目的にしていません。言われたとおりにやって手にした合格は、受験が終わると本人の中に残らないからです。大切なのは、自分で挑戦すると決めて、自分の力でできるようになった経験です。
だからFAST-UPでは、答えを教えません。自分で解き、自分の言葉で説明する。私たちの仕事は、そのやり方を示し、最後まで伴走することです。
5. まとめ
- 教員は、子どもの育ち全体に長く関わる仕事
- 塾講師は、本人が決めた目標に向けて伴走する仕事
- 教育ベンチャーは、学び方や学ぶ環境そのものをつくる仕事
どれが正解ということはありません。自分が誰と、どう関わりたいのかを考えて、合う場所を選んでください。



